木立ベコニアの挿し芽
園芸書などを見ますと、挿し木の方法は、とても難しく、
試してみてもなかなか上手くいきませんが、
この方法ですと、とっても簡単で、
木立ベコニアの場合、1年中いつでも成功します。

私のズボラ簡単「木立ベコニア」の挿し木法を、
ご紹介します。

上の写真、7月撮影した木立ベコニア
(一昨年挿し木をした、オレンジルブラです)


木立性ベコニアとは
茎がまっすぐ立ち上がって大きく伸びる、ベコニアのグループです。花がシャンデリアのような花房となってぶら下がり美しい。

木立ベコニアは、15度〜25度Cが成長のための適温ですが、それ以下でも10度C以上あれば、1年中花をつける四季咲きのものが多いです。
又、10度C以上あれば、さし芽はいつでも出来ます。
冬でも室内で可能です。

我が家では冬の朝、室温が7度〜8度になる日もたまにありますが、大丈夫です。)
’05年11月初旬に、挿し穂をとりました。
気温も低くなり、霜に当てないようベコニアの鉢を
そろそろ室内に取り込むとき、大株では場所をとるので、小さくするために切り取った枝を、挿し穂に利用。
4〜5節下で切り取る


◎注 葉を上記のように3分の1位に小さく切り取る
    花は摘み取る。

コップで挿し穂をよく水あげする。

この状態を根が出るまで維持する。
冬のこの時期で、3週間くらいでよく発根した。
上手くいかなかったものは、葉が落ち茎が黒くなり枯れます。枯れたものは取り除く。

◎注 水は少なめに、常時5センチ以下にしておく。
    根が出てからは1センチくらい。根が少し空気に
    触れていたほうが良いような気がします。

挿し穂を切り取ったあとの、鉢の状態
ほとんどの枝先を切り取りましたが、大丈夫
又新芽がすぐに伸びます。

発根したらしめたもの、あとは花器に活けて楽しみましょう。水はもちろん時々換える。
水の深さは2〜3センチ、根すれすれです。
上の写真は’06・1月9日の状態。
水だけで蕾がつき、花が咲いた。ヒゲ根がたくさん出て発根状態も良かった。

日が少ししかあたらない、部屋の中なので花色は薄いけれどけっこう美しく、部屋に飾って楽しむことができました。時々発根状態が見られるので、この方法はとても便利ですね。究極の水耕栽培かな?

植木鉢に移植するため、花器から取り出して様子を見る。

根の状態  ヒゲ根が良く出ています。
根の拡大写真
充分に根が出ていたので、赤玉土を入れた鉢に移植した。’06年1月9日

置き場所  4月頃までは、明るい日の当たる部屋の中
       肥料は与えない

春になって、大きな花房を見るのが楽しみです。
その時、又ご報告いたしますね。



報告!
すっかり忘れてしまい報告が遅くなってしまって、スミマセン。
写真のように大きくなって花色も濃く、元気です。
涼しくなったので大きめな鉢に植え替えてやろうと思っています。

06’9月16日 撮影



花色も濃くとっても元気!


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