花  木    ちさの庭TOP


ミヤギノハギ キンモクセイ(金木犀) ピラカンサ センリョウ
コムラサキシキブ 寒牡丹 ナツツバキ ナナカマド
ドウダンツツジ 山茶花(ピンク) 山茶花(白) ユズ(柚子)
ロビラキ(炉開き)


 9月〜11月 歳時記の秋の分類とはわけ、撮影日によるものです。

キンモクセイ(金木犀)

モクセイ科 モクセイ属 常緑小高木
学名 Osmanthus fragrans var. aurantiacus
原産地 中国 江戸時代に渡来した
花期 秋
秋のお彼岸前後に咲きます。
葉の影に隠れるように控えめに咲く花は目立ちませんが
その漂ってくる甘い匂いに秋を感じます。
夕方は良い香りを放っていますが、早朝の香りも特別です

      '06 9/22  撮影
    
美しい金木犀の落花   '06 9/27 撮影  →







ナナカマド(七竈)  バラ科ナナカマド属
                     Sorbus commixta



燃えにくく、かまどに七度いれてもまだ焼け残る。
ということからの名前。

秋の高山でみるナナカマドは、真っ赤に紅葉し、
実も美しく、登山の楽しみでもあるのですが、
我が家のナナカマドは、10年はたっていますが今まで
なかなかきれいに紅葉しませんでした。


今年になってやっと少しみられるようになりました。
木が成熟したせいか、気候のせいかわかりませんが?
毎年こうなって欲しいのですが、
実は赤くなる前にすっかり落ちてしまいました。


            ’05.11.26   撮影

  「ちさの庭の植物図鑑」 
ナナカマド
            
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 ユズ (柚子)   ミカン属
                       Citurus junos
                       常緑小高木
中国原産
5月頃、香りの良い白い小さな花を開く。
果実には、ビタミンCが豊富で、レモンやミカンの
3倍もの量が含まれているそうです。
私は、柔らかめのマーマレードをつくり、
ヨーグルトのトッピングにしていただいています。
とっても美味しい。
種はグリセリンやアルコールと一緒に漬けて保存すると、冬の乾燥肌を防ぐそうです。
もちろんお料理においしくいただける日本の香りです。
大きくなりすぎないよう剪定いたしますが、トゲが鋭いのでちょっと大変です。



    '06.11.26 撮影→     

          ↑’05.11.26   撮影






  センリョウ(千両)   常緑低木
                Chloranthus glaber

高さ50〜80cmになる。
姿の良く似たマンリョウ(万両)に対する千両で、
縁起をかついだ命名。
お正月の活け花として馴染み深いですね。
実の黄色いキミノセンリョウなどもあります。
日陰を好む。

センリョウとマンリョウの実のつき方の違い。
  センリョウ  実が葉の頂点に上向きにつく。
  
マンリョウ  実が葉の下に下向きにさがる。

        '05.11.14  撮影




   ’06 10.26  撮影






   ナツツバキ(夏椿の紅葉)  別名/シャラノキ 落葉高木
                   Stewartia pseudo-camellia

6月頃 白い花を咲かせました。
紅葉も美しいのをご存知ですか?
右は、玄関脇のシャラですが、3本あるシャラノキ
のうちでは、いちばんきれいに紅葉しました。
3本同じようにに紅葉しないのですが
なぜなのでしょう。 不思議です。

                       '05.11.13    撮影

 6月に咲いたシャラの花              シャラの実↓
                     


 ’06 11月3日の日記より
ナツツバキの紅葉がとてもきれいです。
幹の樹皮がちょうど剥がれ落ちていました。(左の写真)
ナツツバキの樹皮は生長すると斑紋状にはげ落ち、つるつるとして滑りそうになるのです。
サルスベリともいうようです。サルスベリ(百日紅)と混同しそうですね。
ナツツバキのほかにリョウブも同様な樹皮をしています。
                             



  ナツツバキの紅葉
      ’06 11.3 撮影






 '05.11.13   撮影


                    '06.11.26 撮影 →
    ドウダンツツジ (灯台躑躅の紅葉)   
               落葉低木
                    Enkianthus perulatus

垣根に刈り込んだドウダンツツジの紅葉
春にスズランの花に似た小さな花が咲く。
紅葉がとても美しい。






   
    
山茶花(白) 
  Camellia sasanqua
             椿属 常緑小高木

かきねのかきねのまがりかど・・の童謡にもあります。
懐かしいですね。でも焚き火も最近では出来なくなり、
なんだか寂しい世の中になりました。
白の山茶花が一番に咲きました。
白花がとても」美しい。

     
          ’05・11・10 撮影 →


     山茶花と椿の見分け方

ツバキ  春咲き、雄しべ花弁の下が筒状
サザンカ 秋〜冬咲き、
       花弁が1枚づつ分かれる。
       (散るとき、花びらが1枚ずつ落ちる。)


  
            ’06 11・24  撮影  →
     山茶花(ピンク

  山茶花は、椿と似ていますが、椿が日陰でもよいのにくらべて、
  幾分日当たりの良いほうがよくそだつようです。


 ← ’06.11.24 撮影  写真は濃いピンクの山茶花 
   



 写真はピンクの山茶花

← ’06.11.24





    
 寒牡丹      
別名 冬牡丹


初夏と秋〜冬に咲く二季咲き性の変種。

寒牡丹を咲かせるには、普通初夏に蕾をつけたらそれを取り除き
夏の終わりに葉を全部つみとると、11月〜2月に開花します。


我が家では、春にも咲かせ、夏に葉を摘み取る時期が遅れて
9月の終わりになってしまったので、
今年は無理かと思っていましたが、16輪咲きました。

葉が1枚もつかず花だけが咲きました。とても嬉しい!!
でも花にとっては、迷惑なことでかわいそうなことなのかな
とも思って、ちょっと考えてしまいました。



左の写真、葉が1枚も無く、花だけが咲いたところ。

雪の降り積もった、稲藁の囲いの中で華麗に咲く寒牡丹の
写真をよく見ますが、本当に風情がありますね。

けれど11月に咲かせるのであればこの方法でも咲かせられます

’05.11.10 撮影
右の写真は、春に撮影した同じ牡丹です。
葉が沢山ついています。

’05.4.20  撮影






ベニシタン(紅紫檀)  
バラ科 シャリントウ属
             学名  Cotoneaster Horizontails


中国原産
挿し木で簡単に増やせる。

樹高は高くありませんが、弧を描いて下に
垂れ下がるので、石垣の上から垂れ下がるように
して植えるときれいです。

5月ごろ葉の脇に薄いピンクの花が咲きます。

       
05・10・23  撮影





                ピラカンサ    バラ科
白い実 赤い実

    別名  橘もどき   ホソバトキワサンザシ
       学名  Pyracantha angustifolia

庭木や生垣に、よくみかけます。
中国原産 日本には明治時代に渡来。

我が家のピラカンサは、盆栽風に赤と白の実が
寄せ植えになっていたのを購入し
1年後に2本をそのまま一緒に、地植えにしました。

よく育って今では2メートル位に伸び、赤と白(黄色にちかい)
が、同時に見られて楽しいです。(左の写真)
                                      06.10.12 撮影





ミヤギノハギ
マメ科  学名 Lespedeza thunbergii

ハギの仲間では最も美しいハギで、木の高さは1〜2mで、地面に枝先が付くほどしだれます。山で見られるヤマハギはこれに対してほとんどしだれないことでも見分けがつきます
冬季は大部分の枝が枯れてしまうのですが、春から夏にかけて一斉に枝葉を伸ばして垂れ下がり紅紫色の花をたくさんつけます。




万葉の時代には、最も愛されていた秋草、
そのころは、今と違って萩はどこにでも咲き乱れていて、秋を象徴する植物だったのだそうです。
そのため『万葉集』に詠まれた花では最も多い。


その旺盛な生育力は目を見張るものがあります。
それでいて、秋風に吹かれながら、「もののあわれ」を感じさせるあたりは、このミヤギノハギの魅力なのでしょうか。



’06.9.16  撮影
放任しておくと大きくなりすぎるので、葉が落ちてから
冬2月までの間に、株元20cm近くまで刈り取ると
小さめにまとまります。
大きくなりすぎるので翌年6月ごろのも刈り込みます。
枝垂れた枝に蝶形の可愛い花がつく。
しなやかな枝先が美しい。丸くかりこんだりすると
それが味わえなくなります。
  ’05. 9月18日 撮影





    コムラサキシキブ    クマツヅラ科

実つきが粗いムラサキシキブ、
白実のシロシキブなどもあるそうです。
(我が家の庭にはありませんが)
新しくのびた枝は大切にそだてると
よく花と実がつきます。
         9月18日 撮影





薔薇の実(つるサラバンドの実) ハマナスの実 シャリンバイの実
1季咲きのつるバラは、実をつけても
株が弱らないので実をつけて楽しみます。
9月24日 撮影
(車輪梅)五月頃白い梅形の花を車輪につける。モッコクに似て花が美しいのでハナモッコクともいわれる。





     姫椿   (炉開き)
      Cnmpact Cameria
花びらが不揃い(3枚が大きめ)で小さくてかわいい。
多花性。
早咲き我が家では9がつ上旬から咲き始めました。
                  
10月1日撮影







ハツユキカズラ 
  
キョウチクトウ科


テイカカズラの斑入り品種
常緑のつる性で新しく出た葉が白やピンクで美しい。

        10月1日  撮影
左の写真
紅葉したハツユキカズラ

    12月24日   撮影





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