クチナシ(梔子)
アカネ科 クチナシ属  常緑低木
学名 Gardenia jasminoides
花期 初夏
半日陰の湿り気のある土地を好みます。

花は夏の季語。でもクチナシの実は秋の季語です。


香りのよい花木の代表選手ですね。
雨にぬれたあとの夕暮れには,ひときわ強く香るといわれています。
クチナシの純白の花は、どこかしら純真で可憐な乙女を思わせます。

「純白の花、清純な香り、
冬でも青々と茂る葉、オレンジ色に熟す果実」
どれをとっても良いことずくめですが、
葉には蛾の一種、オオスカシバが卵を産みつけとても大きい青虫は葉をどんどん食べてしまい木が丸裸になってしまったことがありました。
そこが唯一難点ですね。


 良く見かける大型の八重咲きは、
 ヤエクチナシ(ガーデニア)といいます。
 アメリカで改良された園芸品種でとても豪華ですが、
 好みにもよるでしょうが、
 私は一重のこのクチナシの方が好きですね。

 クチナシの名前の由来は,
 秋に実る果実が熟しても口を開かないということからだそうです。

 果実は山梔子(さんしし)と呼ばれ、無害で黄色の色素を
 持つので栗きんとんなどの色付けに使われたりします。






    ’06.6.29   撮影





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