真っ赤な “曼珠沙華”・・・ くろさわ藤園


                   行った日  ’09 09.22




ハート 曼珠沙華

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富岡市蕨にある 「くろさわ藤園」 の彼岸花(9/21)、
「ナイヤガラの滝」という名前で有名な藤園です。
(私はその藤は、まだ見たことがないのですが・・・)
その藤の木の下が真っ赤な曼珠沙華で埋め尽くされていました。

曼珠沙華というと子供のころから、
不吉なイメージの怖い花という印象が強かったのですね、
この花を摘むと道に迷って家に帰れない・・・と思っていました。

今では毒草の曼珠沙華に、子供を近寄らせないように、
という大人の知恵だったというのが分かります。

今日は頭にこびりついて離れない怖い歌、を思い出して調べてみました、
今でもこの花を見ると、『ごんしゃん、ごんしゃん・・』 と頭の中で鳴っています。
次の日本歌曲、↓皆さんもきっと聞いたことがあるのではないでしょうか。


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曼珠沙華(ひがんばな)

ごんしゃん ごんしゃん どこへゆく
赤いお墓の ひがんばな
きょうも手折りに 来たわいな

ごんしゃん ごんしゃん 何本か
地には七本 血のように
ちょうど あの児の 年のかず

ごんしゃん ごんしゃん 気をつけな
ひとつ摘んでも 日は真昼
ひとつ後から また開く

ごんしゃん ごんしゃん なし泣くろ
いつまで取っても ひがんばな
恐や 赤しや まだ七つ
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   北原白秋:詞 山田耕筰:曲



子供心に、一番覚えていた歌詞は次のところ↓

ごんしゃん ごんしゃん 気をつけな
ひとつ摘んでも 日は真昼
ひとつ後から また開く

子供の頃聞いたときは、ごんしゃんの意味も分からず、
でも怖い歌という雰囲気は伝わりました、
「ごんしゃん」は良家の長女のことらしい、
不義の子供を産んだごんしゃんが、死んだ子の墓参りをするという歌、
ねっ! 耽美的で怖い歌ですね〜〜



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でもでも、気にしないでその美しさを楽しみましょうね(^^♪


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