小串カタクリの里
昨日は、風が強かったですね そんな風のなか、吉井町小串の「カタクリの里」へ行ってきました。
花はちょうど咲きはじめたところ、
満開の花びらのくるりんと反り返った花は、
まだそんなに見られません、 でも、花びらが横に広がったような様子もカワイイ♪
風が強くて花のアップは上手く撮れなくて・・・ やっと撮れたのがこれ、 花の中の模様が少し見えるでしょうか?
カタクリは、万葉集の時代、堅香子(かたかご)と言われていました、 はるか昔から、その美しさ可憐さを愛されていたのでしょうね、
その万葉集のなかに、大伴家持が堅香子を詠んだ歌がありますので
ご紹介いたします。
もののふの八十娘子らが汲み乱ふ
寺井の上の堅香子の花
よみ:もののふの、八十(やそ)娘子(をとめ)らが、汲み乱(まが)ふ、 寺井の上の、堅香子(かたかご)の花
意味:
沢山の少女たちが水を汲んでいるような姿で、
寺井の上に咲いている堅香子(かたかご)の花
(のなんて可憐なことだろう)
たのしい万葉集(manyo-syu) より
小串カタクリの里は、地元のかたがたを中心に、 多くの町民の協力で整備されてきたカタクリの群生地です。 2.3ヘクタールの山の斜面に、約5万株が群生しているのです。
日陰の斜面には、ヤブツバキがちょうど見頃、 椿の下にもカタクリが咲いています。
風が強くて、思った位置にカタクリが入りません、 花びらが途中で切れてしまって・・・
夏の「カタクリの里」では、キツネノカミソリが咲きます。 関連記事・・・「ちさの庭花の旅:小串のキツネノカミソリ」
カタクリの里・・・群馬県多野郡吉井町小串
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